ロッドをいざ購入しようとして選んでいるときに、ロッドの数字と英字を見たことはあると思います。あの記号の意味、最初は解読するのが困難です。ロッド購入時、最初は私も色々ググっていました。今回は基礎と具体的な例を出してロッド型番の表記について解説していきます。
ロッド表記最初の数字
1から始まっていたり2から始まっていたりすると思います。
:1=ベイトロッド
:2=スピニングロッド
例えば、263LーSというロッドは、最初の数字が2ですのでスピニングロッドです。
ロッドの長さについて
ロッドの長さの表記も数字で表されています。
例:166HーSB
ベイトロッドだというのは先ほどの説明でわかると思います。
次の数字が66ですので、これをロクフィートロクインチと読みます。
おそらくですが、シマノさんは1フィート=30cmで出されていると思います。
これをミリメートルに直すと66×30=1,980mmとなります。
メートルに直すと長さは1,98mとわかります。
ロッド固さについて
シマノさんだけでなく、これが知れただけでも幅広いメーカーに対応できると思います。
固さというかパワーと言うべきですかね。これはほんの基礎です。
:UL=ウルトラライト
:UL+=ウルトラライトプラス
:L=ライト
:ML=ミディアムライト
:ML+=ミディアムライトプラス
:M=ミディアム
:M+=ミディアムプラス
:MH=ミディアムヘビー
:H=ヘビー
:XH=エクストラヘビー
:XXH=ダブルエクストラヘビー
例:168MーLM
168の後がMですので、ミディアムとなります。
テーパー記号
ロッドの曲がり具合を表す表記です。(メーカーによって様々な表記があります)
:R=レギュラーテーパー
:RF=レギュラーファストテーパー
:RS=レギュラースローテーパー
:F=ファストテーパー
:FF=エクストラファストテーパー
:S=スローテーパー
:SS=スーパースローテーパー
ロッドの中にはロッド事態に表記のないものがあります。
専用記号
ロッド表記の最後の方にある(-)の後のアルファベットです。
この記号があるときは最後の方に表記されています。
:SB=スイムベイト(ビックベイト・ジャイアントベイト)
:FR=フロッグ
:BFS=ベイトフィネス
特徴記号
ロッド表記の最後の方にある(-)の後のアルファベットです。
これも最後の方に表記されています。
:S=ソリッドティップ
:LM=ローモデュラス
:G=グラスコンポジット
継数記号
例えば、1702Rー2は最後に2と記載されています。
これが1本のロッドを2本に分割できるという意味になります。
2ピースロッドと言われています。
近年は海外用などに5ピースロッドなど、かなり分割して持ち運べるモデルも販売されています。
コンクエストロッドについて
コンクエストロッドは例外で読み方が違います。
こちらは、本場アメリカでのG.Loomisというブランドの表記になっています。
シマノさんではバーサタイルとジグ&ワーミングに分かれていますが、G.Loomisでは下記になります。
:SJR=スピンジグロッド
:MBR=マグバスロッド
例1:842C MBR
まず、最初の数字2文字が長さを表しています。
:78=6.6フィート
:80=6.8フィート
:84=7.0フィート
:90=7.6フィート
という風に法則性のある読み方ができます。
三番目の数字が2ですのでこれはパワー(固さ)を表します。
:2=M
:3=MH
:4=H
:5=XH
次にアルファベットがロッドの種類を表します。
:S=スピニングロッド
:C=ベイトロッド(キャスティング)
1フィート約30.4で計算してます。
ということで、シマノ表記にすると、170ーMと読めます。
最後に
シマノさんの表記はまだ読みやすいと思います。
お役に立てれば幸いです。
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