<バス釣り初心者必見>|最初の一台迷うなら知って損ない、スピニングリールとベイトリールの違い

初心者向け

バス釣りをするときに使用するリールについて今回はお話します。

アングラー(釣り人)には重要な道具であり知識です、各部品の名称等は購入した後の説明書でも覚えられますが購入する前に知っておかなければならない事や知っておいて、お得な事を紹介していきます。

目次がありますので知りたい所をぜひ持ち帰ってください。

リールとは

そもそも釣りに使うリールって何をするものなのか何の役割があるの

重要な役割は大きく3つあります。

:通称ラインと呼ばれる糸を巻く(回収)

想像してみてください、『手にラインを巻きつけて回収することは大変ですよね…綺麗に巻いていかないと糸もかなりヨレてしまい、そこからラインブレイク(糸が切れる)って事もおきます。』

ハンドルを握って時計周りに巻いていくとラインがスプールと呼ばれる部品に巻きついて回収でき、ルアーが戻ってきます。

:投げた時(キャスト)の飛距離

単純に遠くへルアーを投げれた方が魚は釣れやすくなります。

リールの性能やキャストするルアーの重さも重要ですが、アングラーの技量も必要です。

遠くに飛ばせると楽しさを感じますが飛距離が出ないとストレスに感じるアングラーもいます、現場でそうならないようにここで勉強していってください。

:魚がかかった時

一番重要な所です、ラインを引っ張られすぎると、ラインに負荷がかかりラインが切れてしまいます、反対にラインがたるんだ状態では針が魚の口から外れてバレやすくなります、ドラグと言う機構がちょうどいい状態に魚とラインのテンションを保ち針が魚の口から外れないようにしながら魚の体力を奪ってくれます。

スピニングリールの特徴とメリット、デメリット

車で言うところAT(オートマ)車です、ギアチェンジを意識しなくてもよくて運転しやすいですよね。

キャストしてルアーが水面に落ちる際、自分でラインを止めなくても絶対とは言えませんがトラブルにはなりにくいです。

スピニングリールの機能を簡単に説明するとハンドルを回すとスプール部分が上下にピストン運動し、ラインをロックしているベールアームが回転してラインを回収する仕組みです。

特に釣りを始めるにあたって『お金をあまりかけたくない』『釣りを続けるかまだわからない』人にはスピニングリールの購入をおすすめします。

ラインの太さは3ポンド〜6ポンドをおすすめしますが特に初心者の方は扱いやすく、切れにくい5ポンドをおすすめします。

次にスピニングリールのメリット、デメリットについて簡単に説明していきます。

メリット1:軽いルアーの飛距離を出せる

小難しい仕掛けをしなくても簡単にルアーを飛ばせます、ベイトリールは軽い物を飛ばすために1oz(28g)ほどの重りを使用してキャストする事がありますが慣れていないと現場でリグを作る事がすごく面倒です、現場でスマホを見るのはもっとめんどくさいです。

メリット2:ライントラブルの少なさ

ベイトリールと比較して少ないです、トラブルはあります。

そもそも『スピニングリールのラインのトラブルってなんなの?』と思われる方もいらっしゃると思います、1つは、たるんだラインに横風を受けたり、キャストした後たるみすぎたラインに気づかず、ハンドルを巻いているとスプール内部のギアに巻きついてしまう事があります、気づくのが早いとドラグノブからスプールを取り外し巻かれたラインを解く事もできますが大抵は、次キャストした時に「あれ飛ばない?」となるのです。

健三
健三

じゃあどうしたらトラブルを回避できるんだ?

コバス
コバス

糸ふけをとってみよう!

不要なラインは出さないように。

デメリット1:ラインのヨレ

使用していて気になるのが巻きとったときのラインのヨレです。

ロッド(竿)からベールまでとスプールの巻き取り時の角度が原因で発生してしまいます、ベイトリールなどで使用する太いラインを巻いて使用すると一目瞭然です。ヨレはラインのトラブルになり繰り返してキャストしているとラインが絡まり、ベイトリールでは絡まったラインをバックラッシュといいますが、これを私はスピニングバックラといっています。

デメリット2:思った所にキャストしにくい

キャストはアングラーにとって、とても重要な点ですが、キャスト時に人差し指を離す動作があり、タイミングの問題があります、ベイトリールに比べてキャストの正確性が出しにくいですが技量でカバーできる場面もあります。始めたての頃は「どこに投げよう…」となった際、障害物より池の真ん中に投げたりすると思いますので特に気にする点ではないかと思います。

ベイトリールの特徴とメリット、デメリット

車で言うところMT(ミッション)車です、ギアチェンジをしなければ速度が出ませんよね。

ベイトリールに車のようなギアチェンジはありませんが、最初の頃は意識しないといけない事があります。

スピニングリールとは違いキャストして着水した時、自分の親指でラインを止めなければいけません、止めなければ確実にライントラブルのバックラッシュがおきます。

ベイトリールの機能を簡単に説明すると、クラッチと呼ばれる所を押すとスプールのロックを解除できキャストする事ができます、ハンドルを回すとクラッチが自動でロックされラインがレベルワインダーを通過してスプールに均等に巻きつきラインを回収できる仕組みです。

バス釣りを始めるにあたって、『10g以上の少し大きめなルアーを投げたい、投げたいものがある』『カバー周りの撃つ釣りがしたい』やりたい釣り方が既に決まっている方にはおすすめできます。

次にベイトリールのメリット、デメリットについて簡単に説明していきます。

メリット1:太いラインを扱える

ベイトリールはラインヨレがスピニングリールより少なく太いラインを巻くことに適しています、フィネス用もこれに当てはまります。

ロッドの規格やリールの規格によりますが大体8ポンド〜30ポンドを使用します。

太いラインを巻くと根がかり(障害物に引っかかる)してもルアーの回収率も高くなりますし、障害物周りをタイトに責めていけます。

単純にキャストミスをしてもルアーの生存確率は細いラインに比べて高いです。

メリット2:手返しがいい

手返しとはキャストしてから次のキャストまでの事をバス釣りではいいます。

回数を投げれた方が魚が釣れる確率も高くなります、フィールドを探っていく時にテンポがいい方が時間の短縮になり、次々とフィールド周れますし、キャッチする魚の数も変わってきます。

デメリット1:向かい風に弱い、バックラッシュが起きる

先ほど少し触れましたが、普通に投げているだけでも発生します、その場合、各ブレーキの調整ができていない事やサミングができていない事が挙げられます。一度ブレーキを閉めて調整してみましょう、サミングは親指でスプールエッジやラインを軽く押さこむ事でできますので挑戦してみてください。

他にはキャストした際に上にあった木の枝にルアーが引っかかってしまった時やロッドに合わない軽いものを投げた時に勢い余ってラインがスプール上でグチャグチャになります、また、向かい風の時は特に注意が必要でラインが出にくくスプールだけ回転して発生する事もあります。

向かい風では、メカニカル、遠心、マグネットの三種類のどれかのブレーキで調整したりサミングする事で問題なく使用する事ができます。

直す時はクラッチを切ってラインを出していきます、最悪はラインを切るなどの処置を施しますが、直すのも慣れるまで時間が必要です、ですが慣れてくるとベイトリールの方が好きな方は圧倒的に多いと思います。

デメリット2:購入後ハンドルの左右を変えられない

リールは高価なものが多いですが、ベイトリールでは、ハンドルの向きを左右選んでしまったが最後、変える事ができません、初めてベイトリールを購入する方はよく考えてから購入してください。

ちなみに右利きの人は左ハンドル、左利きの人は右ハンドルをおすすめします。理由は2つあって、利き腕に人は力が入ります、ロッドを持つ方に力がないと主導権を握れないからです。バス釣りですが、鯉がかかる事もあります、引き込まれそうな力で暴れます、急に海釣りに行った時もバスとは比べ物にならないくらい引きますし、左右反対のリールを使用するといつもと違うだけで、ぎこちなくなってストレスになります、もう1つは手返しがよくなります、持ち替える手間が省けるからです。

最後のまとめ

これからリールを購入しようとしている方はまず、自分がどんな釣りをしたいか、会社の人や友人に「バス釣りやろう」と言われてあまり興味のない方、誘われた時に道具があればいいと思っている方や、まだバス釣りしてもなくて自分がしたい釣りがわからない方にはスピニングリールをおすすめします。バス釣りをする上で持っていて損はしません。始めは値段が気になる方は中古のリールでもいいと思います、後々ベイトリールとの使い分けがバス釣りにおいてはとても重要な事です。

ベイトリールの方がかっこいい、バス釣りできる感があるからベイトリールがいいと思っている方、見た目から入りたい方は是非ベイトリールを使ってみてください、何事も経験から学ぶものです。

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